2020/03/11 20:01
加計呂麻島の西田製糖さんの製糖現場に潜入しました!
⭐︎製造工程をご紹介⭐︎
まずはじめに刈りとったサトウキビを圧搾します。
この圧搾機を使って絞り汁をタンクに集めます。かなり年期が入ってます!
そして、絞った汁を1番釜、2番釜、3番釜と火で煮詰める。
1番釜では煮詰めながら、灰汁(アク)をこまめにとります。このアク(島の方はブクとりと言ってます。)をどれだけ取れるかで美味しさが決まるようです。
2番釜では1番釜で灰汁とりした汁を更に煮詰め、絞り汁の色を確認します。
3番釜では更にどろ〜っとするくらい煮詰めます。
✳︎手前から3番釜、2番釜、1番釜となってます。
そして、この機械でかき混ぜながら徐々に冷やされながら固めます。これが攪拌工程です。

簡単ですが、こうして純黒糖が出来上がります✨
出来立てホヤホヤのあったかい黒糖は現場でしか味わえない美味しさです😋
この機械にかけたあと、つきたてのお餅のような黒糖の塊を室内に運び型割を行います。
ここはスピードが勝負です。ゆっくりしていると黒糖が冷えて固まってしまうため、型割も素早く丁寧にされ、
あの四角い黒糖が出来上がります。